ヤダモン ワンダランドドリーム |
1993年 徳間書店から発売。
クリックアクションアドベンチャー
マウス対応。
「ワンダーランド」でなく「ワンダランド」。
発音が良いんでしょうか。
訳すと「不思議の国」って事で元ネタは「不思議の国のアリス」です。
箱には「希望小売価格8800円」って書いてあります。
この頃のソフトは高かったですね。末期スーパーファミコン時代はほとんどのソフトが一万超えてたんじゃないでしょうか。
探していた頃には既に中古屋にしかなかったんですが、それでも3000円ぐらいした様な。
このゲーム、マウスorコントローラーでポインタを動かして色んなとこをクリックして反応を楽しむっていうゲームです。
アレです。小さいおこさまがコンピュータに初めて触れる時やる様なアレです。
対象年齢は書いてないですが「総合ビジョン」「徳間書店」とか以外漢字は使われてない様。
さて、このゲーム一応ストーリーが存在します。
魔女の森の女王から急にメッセージが入り、大切にしていた3つの魔法石を失くしてしまったとい言います。
この魔法石「世界の時間と空間を守る大切な役割」を持っており、失くなってしまうと時空間が歪み、世界が
「へんてこりん」になってしまうと。
そこでタイモン、ジャン、ヤダモンは魔法石を探す冒険に出かける事にした。
さすが女王。そんな魔法石があったとは。下手したら「聖フェアリーストーン」より大切な石でしょう。しかも失くす。
で、プレイヤーはヤダモン達っていうかポインタを操作して魔法石を探します。
まずゲームは”ゆめのいずみ”から始まります。「ワンダランド ドリーム」だしね。
ここでセーブデータを選択します。セーブは3つ作れ、オートセーブ機能があり、結構豪華。というか3つも要りません。
真・女神転生で2つしかデータが作れなくて全ルート分とっておけなくて仕方なく消すのを考えると何か悔しいぞ。
データを選ぶとジャンの部屋からスタートします。でかい壁掛けモニタがありますが、残念ながらオバケ退治ガンシューティングはできません。代わりに絵合わせスロットができますが。
窓をクリックすると、外に魚が泳いでます。歪んでます。バロックです。
机にはドクロが入ってます。変なもん入れんな。
「A」「L」「I」「C」「E」と書かれたプレートが入ってます。そのままですね。
アリスが元ネタだけに、アリスに出てくるキャラも出てます。
チェシャネコ、モックタートル(ウミガメもどき)、ルビーはくしゃく(時計うさぎ)、ジャック・マウス(ネズミ)
シーザー(ライオンだし。)
他にヤダモンのキャラのマナティおばさん、ハンナ、ジャンママ、ジャンパパ、ワルもの(密猟者か?)、ホークキング(あの鷹だと思う)が出てます。
滝の妖精 サファイア・シー、海の妖精 エメラルダ、ワンタ、ウッドアンバー、女王クリスさま はオリジナルだろうか。
←なぜかヤダモンの髪の模様が違ってます。むしろゴージャス。
スロット以外にミニゲームは神経衰弱、ワルものを倒せゲームでの対決があります。きっと勝てます。
すぐに魔法石は集まってしまいますが、女王が世界を「へんてこりん」のままにしておいてくれるのでせめて全マップを埋めましょう。
ダンジョンっぽい所がありますが3Dダンジョンにはなってません。残念。
進行に関係ないジャック・マウスとの対決も忘れないようにしましょう。
取説にはヤダモンのグッズの情報が書いてあったりします。全部集めんのはムリ。
総評: ヤダモンファンでヤダモンバカなので買った事に後悔はありません。が、定価で買ってたとしたらガッカリかも。
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