■第１５話 『ハンナなんてキライ！ No.5』 1992/10/02

脚本　大井みなみ　絵コンテ　黒木健一　演出　黒木健一　作画監督　原　完治

ヤダモンはハンナの家から、編みかけのセーターをこっそり持って帰ってきてしまった。ハンナへのお詫びに自分が編み直そうと考えたのだ。だが、ハンナでさえ半月かかったセーターを、初心者のヤダモンが一晩で編み上げられるわけがない。 　そこで、ヤダモンはタイモンに時間を止めてくれるよう頼んだ。タイモンは時間を止めていられるのはわずかの間だけだからと渋ったが、ヤダモンの熱意に根負け。ヤダモンは何度も時間を止めさせてはセーターを編み進み、とうとう完成させた。 もう、タイモンは息絶え絶えのありさま。セーターがなくなったのに気づき飛んできたハンナに、ヤダモンは意気揚々とセーターを返した。

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